Monday, August 17, 2026 7:02 AM

レンジエクステンダーはEVへの橋渡し〜マグナとZFが重要性を強調

 EVの普及速度は地域により大きく異なるが、マグナとZFは、レンジエクステンダー(航続距離延長システム)が、EV時代への「橋渡し役」として重要な役割を果たすと見ている。

◇需要が急増

 レンジエクステンダーは小型のガソリンエンジンや燃料電池を発電専用に搭載し、その電力でバッテリーを充電する。オートモーティブ・ニュースによると、代表的な車種には航続距離延長型EV(EREV)と長距離対応PHVがある。EREVは電気モーターだけで車輪を駆動しエンジンは発電機としてのみ働くが、一般的なPHVはエンジンも車輪を駆動できる。レンジエクステンダーは、EVの航続距離不安を軽減できるほか、バッテリーの小型化で車両コストを削減し、充電インフラ不足にも対応できるため、需要が急拡大している。

 欧州では、電動化規制への対応策としても期待され、フォードやルノーなどは将来の重要技術と位置付けており、中国でもジーカーやVWが新たなEREVを投入している。Fortune Business Insightsによると、世界のレンジエクステンダー用ハードウェア市場は、2026年の29億4000万ドルから34年には100億ドル規模に拡大すると予想されている。