Tuesday, November 01, 2016 10:11 AM
五輪会場、水泳は新設 ボート、バレー代替地も
2020年東京五輪・パラリンピックの開催費用を検証する都の調査チームは1日開かれた都政改革本部の会合で、競技会場となる3施設の最終的な見直し案を小池百合子知事に示した。水泳は現行計画の「五輪水泳センター」(江東区)の新設に絞り、ボート、カヌー・スプリントとバレーボールは代替候補地を含めた選択肢を提言した。
同日始まった国際オリンピック委員会(IOC)などとの4者による作業部会でこの案が本格的に議論され、11月末にも結論が出る見通しだ。
上山信一慶応大教授が統括役を務める調査チームは、ボート、カヌー・スプリント会場について、都内の臨海部に恒久か仮設で新設する「海の森水上競技場」とするか、既存の「長沼ボート場」(宮城県登米市)とするかの3案を提示。埼玉県が要望している戸田市の彩湖は含まれなかった。(共同)
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