Tuesday, November 01, 2016 1:36 PM

全人代が憲法解釈議論か 反中派議員の宣誓無効で

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は1日、香港立法会(議会)の反中派議員2人の宣誓が無効とされた問題を中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が3日の会議で取り上げると報じた。香港の憲法に当たる基本法の解釈を議論するとしている。消息筋の話として伝えた。

 基本法は、全人代常務委が解釈権を持つと規定している。2人の議員は10月の就任宣誓の際に、基本法を擁護するとの宣誓文を規定通りに読まず、無効とされた。

 香港政府トップの梁振英行政長官は1日、全人代の基本法解釈について「可能性は排除できない」と話していた。(共同)