Tuesday, November 01, 2016 1:37 PM

シリア協議「無期延期」 ロシア国防相が米批判

 ロシアのショイグ国防相は1日、シリア内戦の激戦地、北部アレッポで米国などが反体制派に攻撃をやめさせられないため、シリア和平協議の再開は「無期限の延期になっている」と述べた。

 ロシア軍については「プーチン大統領の指示に基づき、アレッポ上空を過去16日間飛んでいない」と主張し、空爆を否定した。

 10月中旬にロシアを出発したロシア唯一の空母アドミラル・クズネツォフや原子力巡洋艦ピョートル大帝が先週、地中海入りしたことも明らかにした。シリアに近い東地中海で米軍主導の有志国連合に圧力をかける狙いとみられる。(共同)