Wednesday, November 02, 2016 10:54 AM

ひまわり9号打ち上げ成功 H2Aロケット25回連続

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は2日午後3時20分、気象庁の気象衛星ひまわり9号を載せたH2Aロケット31号機を鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星はロケットから分離されて予定した軌道に入り、打ち上げは成功した。

 H2Aの打ち上げは31機目で、2005年から25回連続の成功。成功率は96.8%となった。

 現在運用中のひまわり8号に9号も加わることで、災害対策の要の気象観測が安定する。気象庁の宮本仁美気象衛星課長は記者会見で「社会生活に必要不可欠な観測が、より盤石になると期待している。データを有効に使えるような技術開発を進めたい」と話した。(共同)