Wednesday, November 02, 2016 10:54 AM
見直し「方向性これから」 五輪会場で作業部会会合
2020年東京五輪の開催経費見直しを協議する国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、東京都、政府の4者による作業部会は2日、都内で2日目の会合を開き、開催費用を検証した都の調査チームの上山信一慶応大教授が会場計画の見直し案を説明した。終了後、上山氏は「(結論の)方向性はこれから」と述べ、別の大会関係者は今回の会合で方向性が固まることはないとの認識を示した。
会合にはIOCのデュビ五輪統括部長、マコネル競技部長や、東京五輪の準備状況を監督する調整委員会のコベントリー委員も加わった。全体経費の削減に強い意欲を見せるIOC側は、熱心に説明を聞いたという。コベントリー委員は「非常に生産的だった」と述べた。
上山氏は「説明、質疑はほとんど終わった。技術的な話がとても多かった」と語った。(共同)
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