Wednesday, November 02, 2016 1:34 PM

「神との約束」早くも破る ドゥテルテ大統領、米にまた悪態

 フィリピンのドゥテルテ大統領は2日の演説で、同国の麻薬犯罪対策における人権侵害を懸念して約2万6000丁の自動小銃売却計画を中止した米国に対し「このサルどもは、われわれが買おうとしていた銃をもう売りたくないのだそうだ。ばかげている」と悪態をついた。

 ドゥテルテ氏は10月27日、訪日日程を終えてフィリピンに帰る飛行機内で「口汚い言葉をやめないと飛行機を落とすぞ」との神の声を聞いたとし、「悪態はつかないと約束した」と「宣言」したばかりだった。

 ただ、記者からの欧米への暴言もやめるのかとの問いには「状況による」とはぐらかしていた。(共同)