Friday, November 04, 2016 5:47 PM

独、フェイスブックを捜査 暴力やテロの投稿削除せず

 ドイツ南部ミュンヘンの検察当局は、交流サイトのフェイスブックが暴力的表現やテロを支援する内容の投稿の削除に応じないとして、民衆扇動容疑でザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)ら経営陣10人の捜査を始めた。9月にフェイスブックを刑事告発した弁護士が4日、発表した。

 同弁護士は、法律に違反する投稿438件についてフェイスブックに通報したが、削除されなかったとしている。有力誌シュピーゲル(電子版)によると、第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の史実を否定する内容の投稿も含まれていた。(共同)