Monday, November 07, 2016 10:21 AM

関電が米火力に参画 海外強化、北米2件目

 関西電力は7日、ニュージャージー州の天然ガス火力発電所の株式17.5%を取得すると発表した。北米の発電所への経営参画は再進出後、2件目となる。国内競争の激化を見据え、海外事業を強化する。

 発電所の出力は76万8000キロワット。2016年度内に丸紅グループから保有株式の一部を譲り受ける。買収額は非公表。

 関電は04年に米国から撤退。その後、電力利用の増加や、環境負荷が小さい天然ガス火力の需要拡大が見込まれることから、北米を重要市場に位置付け、再進出した。(共同)