Monday, November 07, 2016 10:21 AM
投資銀行業の解禁検討 外資に中国、WSJ
中国政府が外資系金融機関に対して、投資銀行業務の独自展開を解禁する検討を始めたことが7日、分かった。ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。金融自由化の一環とみられ、解禁されれば、日本の金融機関が中国事業を拡大するチャンスになる可能性がある。
中国では現在、外資が投資銀行業務を行う場合、現地企業と合弁会社を設立しなければならない。中国は市場開放を求めている米国との交渉の中で、米国企業単独での事業展開の解禁を検討。実現した場合、米国以外の国の金融機関も対象となる見通しだという。
解禁後は中国の証券取引所における企業の新規株式公開(IPO)に伴う引き受け業務などが、外資単独でできるようになる。(共同)
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