Thursday, November 17, 2016 10:23 AM
トヨタ、EV開発で新組織 12月に社内ベンチャー
トヨタ自動車は17日、電気自動車(EV)の開発を担う新組織を12月1日に設置すると発表した。グループ会社からも担当者を招き、計4人の社内ベンチャーでEVの早期の商品化を目指すとしている。
トヨタは、走行中に水しか出さない燃料電池車を「究極のエコカー」と位置付けるが、水素を補充する施設の整備などに課題が残る。各国の環境規制が厳格化し、排ガスを出さない車への対応が急務となっていることから、EVの導入を急ぐ必要があると判断した。
豊田章男社長は「将来に向けての種まきを強化しており、今回の新組織もその一環だ」とコメントした。社内ベンチャーにはトヨタのほか、グループで自動車部品を手掛けるデンソーとアイシン精機、豊田自動織機から1人ずつ参加する。(共同)
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