Monday, November 21, 2016 10:23 AM
エコカー減税2年以上延長 サービス分野の開発支援
自民、公明両党は21日、それぞれ税制調査会の総会を開き、2017年度税制改正の議論に本格的に着手した。燃費の良い車向けのエコカー減税を2年以上延長する方向で検討。企業の研究開発減税は対象を「サービス開発」に広げ、人工知能(AI)やビッグデータなどを活用した生産性の向上を後押しする。
焦点となる所得税の配偶者控除見直しはパート主婦らの減税枠を拡充する一方、高所得世帯は対象から外れ増税となる可能性がある。ビール類の酒税見直しでも、発泡酒や第三のビールの消費者には負担増を求める方向だ。詳細な制度設計を詰め、12月8日をめどに与党税制改正大綱を取りまとめる。
自民党の宮沢洋一税調会長は総会で所得税改革について「大改正の最初の年になる。積極的に議論に加わってほしい」とあいさつした。(共同)
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