Monday, November 21, 2016 10:24 AM
敵視政策と核威嚇撤回要求 北朝鮮、トランプ政権念頭
北朝鮮外務省は21日、過去5年間にオバマ政権が北朝鮮の体制転覆を目的に圧迫を強めてきたと非難し、敵視政策や核による威嚇を撤回する意思を行動で示すことが「全ての問題解決の出発点だ」と主張する「備忘録」を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
名指しはしていないものの、トランプ次期政権を念頭に、核問題解決の前提として敵視政策などの撤回を米国に求める立場を改めて表明した。
備忘録は、オバマ政権が進めた対北朝鮮制裁や米韓合同軍事演習の規模拡大などを列挙し「われわれの圧殺を狙った悪質な敵対行為だ」と非難。「米国の恒常的な核による威嚇から自国を守るための自衛的措置として核武装の道を選んだ」として核・ミサイル実験を正当化した。(共同)
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