Monday, November 21, 2016 12:42 PM

投資、貿易拡大へ協議 日アルゼンチン首脳

 安倍晋三首相は21日昼(日本時間22日未明)、アルゼンチンのマクリ大統領と首都ブエノスアイレスで会談した。2国間の投資と貿易の拡大に向け、投資協定の早期整備について協議。会談の成果を共同声明にまとめる方針だ。

 マクリ氏は反米左派政権の候補を破り、昨年12月に大統領に就任。市場主義的な経済政策を進めており、大豆、トウモロコシや鉱物、エネルギーの供給国として日本などの関心が高まっている。

 両首脳は、双方の企業の二重課税を回避する協定締結に関しても意見交換。北朝鮮による核実験強行や弾道ミサイル発射を非難し、地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の早期発効を歓迎する見通しだ。(共同)