Wednesday, November 23, 2016 6:24 PM

本物の日本茶味わって スイスの大使館振る舞う

 2020年東京五輪を見据え本物の日本食を味わってもらおうと、在スイス日本大使館(ベルン)で23日、福岡名産の八女茶や、握りたてのおにぎりなどを振る舞うイベントが開かれ、各国の外交官ら約450人が参加した。

 関心を集めたのが日本茶の紹介。日本茶輸出促進協議会よりスイスの日本茶大使に任命されている岡本江美子さんが八女茶を入れて勧めると、飲み比べたり、急須をのぞき込んだりして説明を聞く人もいた。

 チューリヒ近郊の会社員ニコラス・フーディさんは「日本茶の風味が好きでよく飲むが、このお茶も気に入った」と話した。岡本さんによると、スイスで市販されているのは中国やベトナム産が少なくないという。(共同)