Monday, November 28, 2016 10:35 AM
17年産米は8万トン減 減反見直しで最後の目標
農林水産省は28日、2017年産の主食用米の生産数量目標を全国で前年比8万トン減の735万トンにすると決めた。国による生産調整(減反)は18年産から廃止され、生産者の自主的な取り組みに移行することが決まっており、現行制度で最後の生産目標となる。1970年に始まった減反政策の大きな転換となる。
人口減少や少子高齢化に伴い年間需要量が毎年約8万トン減少している傾向を踏まえ、同程度の生産減を目指し米価を安定させる。水田の作付面積に換算すると前年比1万ヘクタール減の139万ヘクタールになる。
都道府県別の生産数量目標は、全国一律で前年より約1.1%減らした。最も生産目標の多い北海道は53万5669トン、新潟県は51万184トンとした。(共同)
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