Friday, July 01, 2016 10:15 AM

新車販売500万台割れへ 5年ぶり、軽が不振

 2016年の年間国内新車販売台数が、東日本大震災があった11年以来、5年ぶりに500万台を割り込む見通しとなったことが1日、分かった。16年上半期(1〜6月)の国内新車販売台数は前年同期比4.8%減の254万7345台にとどまった。増税や三菱自動車の燃費不正問題の影響などで、軽自動車の販売が大きく落ち込んだことが主な理由だ。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日、上半期の実績を公表した。下半期(7〜12月)の販売も「大変厳しい」(全軽自協)見通しで、新車販売が前年と同様のペースでも、16年通年では490万台程度にとどまる見込みだ。

 上半期の軽自動車が13.4%減の90万5470台と大幅に減少した。上半期の軽自動車の減少は2年連続。(共同)