Friday, December 02, 2016 4:49 PM
安全製品マーク過信は禁物 10年で事故1200件
構造や表示などが安全基準を満たしていることを示す「SG(セーフグッズ)マーク」が付いたベビーカーなどの製品を巡る事故が、今年3月までの約10年間で少なくとも1259件起きていたことが3日、製品評価技術基盤機構(NITE)の初集計で分かった。
誤った使い方や不注意が原因となった例が目立つが、事故をきっかけに製品の問題が分かり、基準見直しにつながった例もある。
NITEは「マークがあっても油断せず、正しい使い方を徹底してほしい」と指摘。マークを発行する製品安全協会(東京)は「製品の欠陥が原因の人身事故は損害賠償を受けられる。誤った使い方や不注意が原因でも基準見直しにつながる場合もあるので申し出てほしい」としている。(共同)
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