Saturday, July 02, 2016 7:24 AM

ボルト、けがで決勝を棄権 回復ならリオ五輪出場へ

 陸上のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねたジャマイカ選手権第2日は1日、キングストンで行われ、100メートルの男子で世界記録保持者のウサイン・ボルトは太もも裏のけがで決勝を棄権した。同国陸連の基準では上位3人が原則的に五輪代表になるが、本番までに回復が見込めれば、ボルトの実績を考慮し、代表に選出する見通し。

 ジャマイカ陸連によると、7日に選考委員会を開く予定。ボルトは「22日のロンドンでの試合で回復を証明したい」と声明を発表した。

 追い風0.7メートルだった決勝はロンドン五輪銀メダルのヨハン・ブレークが9秒95で勝ち、0秒01差の2位にニケル・アシュミードが続いた。元世界記録保持者で33歳のアサファ・パウエルは10秒03の4位に終わった。(共同)