Sunday, July 03, 2016 8:38 AM

FBIがクリントン氏聴取 メール問題、訴追は微妙か

 大統領選の民主党候補指名を確実にしたクリントン前国務長官が公務で私用メールを使っていた問題で、米連邦捜査局(FBI)は2日、クリントン氏から任意で事情を聴いた。クリントン氏の陣営が明らかにした。

 国益に関わる重大な情報を法的な基準に照らし適切に取り扱っていたかどうかが焦点で、聴取は予期されていた。米メディアは訴追の可能性が低いとみているが、共和党候補指名が確定した実業家トランプ氏は攻勢を強め、捜査次第で選挙戦に大きな影響を与え得る。

 米メディアなどによると、クリントン氏は2日午前、首都ワシントンのFBI本部で3時間半の聴取を受けた。FBIと司法省の計8人が対応したとされる。(共同)