Friday, March 17, 2017 11:07 AM
データ・センターの冷却コストを60%削減〜シュナイダー・エレクトリック
エネルギー管理と自動化技術を手がけるシュナイダー・エレクトリック(Schneider Electric)は15日、データ・センターのさらなる冷却コスト削減を目指す新製品を市場投入した。
データ・エコノミー誌によると、エコフレア・インダイレクト・エア・エコノマイザー(Ecoflair Indirect Air Economizer)と呼ばれる新型の冷却システムは、同社独自のポリマー熱交換技術を応用して高効率の冷却効果をもたらす。
シュナイダー・エレクトリックでは、同システムによって従来比60%以上の冷却コストを削減でき、配電や予備電源といった要件を満たすための設備投資も最大6%減らせる、と説明している。
エコフレアの設計は、データ・センターの床に冷却装置を置く必要をなくすため、その分のスペースを別の目的に使えるようになるという利点もある。
同社によると、エコフレアはほとんどの気候に対応し、世界各地のデータ・センターの80%以上に適用可能。また、エコフレアのポリマーは腐食しないため、湿気にさらされると腐食する塗装アルミを使用した他社の従来設計に比べて利点がある。
さらに-要性に応じて簡単に交換でき、ダウンタイムを最小限に抑えられる。
【https://data-economy.com/schneider-electric-ups-data-centre-game-latest-blow-cooling-costs/】