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Tuesday, March 28, 2017 10:37 AM

シスコ、法人向けIoTサービス事業を拡充〜スリー・グループとの業務提携で

　シスコ・システムズ傘下のシスコ・ジャスパー（Cisco Jasper）は27日、法人向けIoT（Internet of Things）サービスの提供に関してスリー・グループ（Three Group）と提携した。

　スリー・グループは、法人向けモバイル高速通信網サービス会社で、ニューヨーク市郊外とロサンゼルス、そしてレイリー（ノース・カロライナ州）に拠点を構えている。

　CIOトゥデイ誌によると、同提携によってスリー・グループの顧客企業らはシスコ・ジャスパーの接続管理プラットフォーム「コントロール・センター」を使うことで、独自のIoTサービスを簡単に市場投入できるようになる。

　スリー・グループの顧客企業はその場合、スリー・グループが運営する法人向け接続サービス事業部門「ヒュー（Hue）」を経由してコントロール・センターにアクセスできる。

　スリー・グループは最近、IoT分野への進出に注力している。シスコ・ジャスパーとの提携はその戦略の一環だ。

　スリー・グループの顧客企業らは、たとえば社用車やオフィス、各種の事業資産をつなげる場合、スリー・グループのモバイル高速通信網とシスコ・ジャスパーのコントロール・センターを使うことで、それらの管理や自動化の接続網を簡単に構築できる。

　接続車向けのサービスを得意とするコントロール・センターは、世界に9000社以上の顧客企業を抱える。