Thursday, June 22, 2017 10:53 AM

ストラタシス、立体印刷の新システムを発表

 立体印刷技術大手のストラタシス(Stratasys)が最近発表した新型機種のコンティニュアス・ビルド3Dデモンストレーター(Continuous Build 3D Demonstrator)は、製造業務を大きく進化させる可能性がある、と関心を集めている。

 テックターゲットによると、同機種は、立体印刷情報をクラウド・システム経由で取り込むことで、高速の立体印刷をどこからでも迅速に可能にし、コスト削減に貢献すると期待される。

 同機種の最大の武器は、継続的かつ分散型の立体印刷体制を構築できる点だ。クラウド経由で取得した設計情報をもとに継続的に立体印刷することで、設計図が作成される場所と立体印刷機が設置される場所を問わずに対応できる。そのため、個別化品の大量生産の供給網に柔軟性をもたらすことができる。

 FDM([fused deposition modeling)方式の同プラットフォームは拡張性に富むことから、典型的な射出式積層造形に比べて比較的簡単にシステム規模を拡大または縮小できる、と同社のリッチ・ギャリティー米国社長は説明した。

http://searchmanufacturingerp.techtarget.com/feature/New-3D-printer-technology-could-be-a-boon-to-production-efficiency