Friday, June 23, 2017 10:22 AM

UPS、スマート物流施設をインディアナに開設へ

 米宅配サービス大手のUPSは最近、2億6000万ドルをかけた新たな荷物処理施設をインディアナ州プレインフィールドに開設する計画を明らかにした。インディアナポリスの西にある91エイカーの巨大施設で、向こう5年間に575人が新規雇用される見込みだ。

 ナスダックによると、「中央インディアナは、USPのサービスとその信頼性を強化する物流網の拠点だ」と同社のオハイオ・バレー地域担当社長ケヴィン・チャーチ氏は話した。

 UPSのプレインフィールド施設は、米国の物流と製造業の拠点の一つとして昔から重要な地位にあるインディアナ州政府の地域経済活性化策とも合致する。

 同州の州議会は、それらの業界をさらに成長させるための道路や橋の整備予算増額を承認し、データにもとづく社会基盤拡充を含む20年計画を前進させた。

 2019年に完成予定のプレインフィールド施設は、取り扱い荷物の数の変動に応じて柔軟かつ流動的に対応して効率的に処理できるよう、荷物のスキャニングや自動仕分けシステムがコンベアおよびベルトと連動し、施設内の適切な場所や地域内にある別の施設への集荷を自動で最適化する。

 それによって処理速度や正確さが向上し、配達時間を短縮でき顧客満足度を上げられる、とUPSは考えている。

http://www.nasdaq.com/press-release/ups-smart-logistics-network-to-expand-with-new-indianapolis-area-hub-20170613-00420