Monday, September 18, 2017 11:08 AM
67%がソーシャル・メディアでニュース見る
ソーシャル・メディアでニュースを見る人が増え続けている。2017年は米成人の約67%がフェイスブック、ツイッター、スナップチャットといったソーシャル・メディアから何らかのニュースを得ており、16年の62%から増加したことが、ピュー・リサーチ・センターの最新調査で分かった。
ロイター通信によると、年齢別のソーシャル・メディア利用率は相変わらず50歳未満が高く、前年同様78%に上ったが、50歳以上のグループでも45%から55%に上昇し、初めて半数を超えた。
ピュー報告書は「全体の増加率は小さいが、より高齢の層、より教育水準の低い層、白人以外の層の利用が増え、全体の伸びをけん引した」と分析している。ニュースを見るのに最もよく使われているメディアはフェイスブックで、45%が利用している。2位はアルファベット傘下ユーチューブの18%、ツイッターは約11%にとどまった。
非白人層では74%がソーシャル・メディアでニュースを閲覧しており、前年の64%から大幅に増加。教育水準が学士未満のグループも9ポイント増加して69%となった。一方、大卒以上のグループではソーシャル・メディア利用率は低下した。
ツイッターは、フェイスブックやユーチュープに水をあけられているものの、ツイッターを愛用するトランプ大統領の恩恵にあずかっていると見られる。ツイッター利用者の74%は同サイトでニュースを得ており、前年の59%から大幅に増加した。