Friday, January 19, 2018 10:02 AM
三菱電、電子ミラー用技術開発〜100m後方の車をAIが認識
三菱電機は17日、100メートル後ろを走る車をカメラで早期に認識できる自動車用電子ミラー向けの物体認識技術を開発した。人工知能(AI)を活用し、車に近づく物体を瞬時に識別してドライバーに注意を促すことで、車線変更時などの事故防止効果が期待できる。
電子ミラーは、車のバックミラーやサイドミラーをカメラとモニターで代替するシステム。後側方の様子を捉えた映像を運転席のモニターに表示する。2016年6月に欧州や日本で認可された。
同社のプレスリリースによると、安全に車線を変更するには後ろから近づく車を確認する必要があるが、これまでの物体認識技術では30メートル後側方までしか検出できなかった。三菱電機の新技術は後側方100メートルまでの物体すべてを検出し、同社のAI技術「Maisart」が乗用車かトラックかなどを瞬時に識別する。
同社の実験では、後方0〜100メートルにある物体の平均検出精度は81%。従来技術では30メートルで14%だった。今後は夜間や悪天候、連続するカーブなど多様な走行環境に対応できるよう、認識技術の程度を高める方針。
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