Tuesday, February 13, 2018 10:12 AM
エアバス、自動ドローンで配達を実演
エアバス(Airbus)は現在、自動化された配達用無人航空機(ドローン)の実用化に注力している。
フォーチュン誌によると、アルファ・ワン(Alpha One)というドローン・タクシーを最近に披露した同社は12日、小包みを配達するドローンを初めて実演した。
シンガポール国立大学のキャンパスで実施された今回の実演は、シンガポールで開始される「スカイウェイズ(Skyways)」という自動化ドローンによる配達サービスの試験飛行という位置づけ。
ドローンを活用した配達サービスは昨今、多くの会社によって実験が進められている。その代表格はグーグル(Google)やアマゾン(Amazon)、DHLだ。エアバスはそこに参入することで、それほど遠くない将来に開花するであろう同市場での先駆的地位を確立しようと狙っている。
スカイウェイズの試験運用は3〜4ヵ月以内に始まる見通しだ。スカイウェイズは、シンガポール国立大学の学生や職員、講師らを対象に、2〜4キログラムの小包みをキャンパス内で配達するサービスとなる。
シンガポールの民間航空局(CAAS)は、その試験運用の結果に応じて商業化を段階的に拡大していく計画。CAASは、スカイウェイズの観察者として試験運用に参加している。
【http://fortune.com/2018/02/12/airbus-skyways-drone-deliveries-singapore/】