Wednesday, March 21, 2018 10:56 AM
パンプワークス、産業用ポンプにIIoT機能
産業用ポンプ製造メーカーのパンプワークス(PumpWorks、ヒューストン拠点)は、産業用モノのインターネット(IIoT=Industrial Internet of Things)分野大手のAMIグローバル(AMI Global、ラスベガス拠点)と提携し、ポンプの状態を監視するクラウド基盤IIoTソリューション「プリディクト・プラス(Predict-Plus)」の提供を開始した。
PRウェブによると、パンプワークスの産業用先進ポンプとAMIのIIoT技術が統合されたプリディクト・プラスは、ポンプの制御や振動数分析といったデータを解析して洞察の抽出と状態に関する予想を可能にし、それらのデータに年中無休でアクセスできるようにすることで、異常や故障が起きる前の点検や整備の時期、部品交換の必要性を提示する。
同機能の顧客会社はそれによって、ポンプの保守管理費用削減と平均修理間隔(MTBR=Mean Time Between Repairs)の改善を期待できる。
産業用インターネット・ソリューション導入の加速を背景に、製造業者らはリアルタイムでの監視と、対応行動を可能にするデータを活用し、より迅速かつ適切に顧客の需要に対応できるようになる。
また、顧客の体験や製品用途および状況をいち早く把握することによって、データにもとづく意志決定とサービス向上を実現できる。