Wednesday, June 22, 2016 10:10 AM

店への問い合わせはフェイスブック・メッセンジャーで

 フェイスブック(Facebook)の中小企業関係部長を務めるダン・レヴィー氏は21日、テキスト・メッセージング・アプリケーションのフェイスブック・メッセンジャーが中小企業の売り上げ増に貢献している実態を紹介した。

 フェイスブックには世界で16億人の利用者がいる。そのうちどれほどの利用者がフェイスブック・メッセンジャーをどれほどの頻度で使っているかについては明らかにされていない。

 フォーチュン誌によると、「フェイスブック・メッセンジャー利用者から中小企業に送信されたテキストの数が過去1年だけで2倍以上に増えた」とレヴィー氏は説明する。

 同氏によると、「電話での問い合わせ件数より、フェイスブック・メッセンジャーでの問い合わせ件数の方が多くなった、と話す中小企業経営者が激増している」。

 業界専門家らによると、団塊の世代の一部やミレニアル世代、X世代の消費者のなかには、電話をかけるよりテキストを送ることを好む人が多い。

 また、多くの消費者は、買いたい商品やサービスを決める際に、事業主のウェブサイトを調べたり電話で問い合わせることに面倒さを感じることから、簡単な質問をテキストで送ることで端的な回答をすぐに受信することのほうを好む傾向をますます強めている。

http://fortune.com/2016/06/21/facebook-messenger/