Wednesday, June 22, 2016 10:14 AM
拮抗の中、23日国民投票 英、経済か移民制限か
欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国の国民投票を翌日に控えた22日、残留派、離脱派とも最後の訴えに力を注いだ。残留派は離脱により英経済が大打撃を受けると警告し、離脱派は流入が続く移民の制限と主権回復を掲げる。世論調査では残留派が勢いを取り戻したが、両派の勢力はなお拮抗している。
英国がEUの前身、欧州共同体(EC)に加盟して43年がたつ。離脱した場合、金融市場の混乱を通じて各国が影響を受けるのは必至だ。28カ国まで拡大したEUの今後も揺るがしかねず、世界が結果を注視している。
投票時間は23日午前7時〜午後10時(日本時間同日午後3時〜24日午前6時)。即日開票され、有効票が1票でも多い方が結論となる。英メディアによると、24日朝(日本時間同日午後)にも大勢判明の見通し。(共同)
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