Tuesday, September 02, 2025 7:16 AM

エーアイとブルーバンド、次世代交通インフラの構築加速で提携

 高性能ライダー(光検知・測距装置)開発のエーアイ(AEye、カリフォルニア州)は、インテリジェント交通システムおよびスマートモビリティーソリューションを開発するブルーバンド(Blue-Band、フロリダ州)と戦略的パートナーシップを締結した。

 エーアイのプレスリリースによると、同社が7月に発表した包括的な自動運転システム「OPTIS(オプティス)」一部として、同社の最先端ライダー技術「アポロ」をブルーバンドの先進的な「インテグレーターAI」プラットフォームに統合する。

 OPTISは高解像度3D(三次元)認識とリアルタイム応答性を提供する自律システムで、今回の提携により、完全に統合された次世代交通インフラの展開が可能になる。共同で開発するソリューションは、最大1キロメートル(km)先の物体を検知できるエーアイの長距離対応「アポロ」ライダーと、ブルーバンドの人工知能(AI)を活用した統合プラットフォームを組み合わせ、センシング、コンピューティング、高度な3D認識、AIを統合し、交通およびスマートインフラ用途に向けたリアルタイムの洞察を提供する。

 両社の提携ではまず、交通監視、事故検知、インフラ知能化に向けた統合ソリューションの展開に焦点を当てる予定。