Monday, October 29, 2018 9:42 AM

メルセデス・ベンツ、米国でEV用電池工場の建設開始

 メルセデス・ベンツはアラバマ州タスカルーサでEV電池工場の建設を開始した。新工場は同社のタスカルーサ車両組み立て工場から7マイル離れた地点。電池はタスカルーサで製造されるEVのSUV(ブランド名EQ)向けに供給される。

 メルセデスは22年までに、130以上ある全てのブランドにEVやPHV、HVを導入することを表明している。それに対応して欧州、北米、アジアの3大陸に6工場を展開し、EVを生産する予定だ。また、タスカルーサを含む8工場で電池を生産していく。

電池工場の拠点は、シュトゥットガルト、ジンデルフィンゲンなどのドイツ3工場、北京、バンコクなどにある。

 タスカルーサ工場には60億ドルが投資されている。工場では17年に、SUVのGLEとGLS、GLEクーペ、Cクラスセダンなど30万台を生産した。