Wednesday, June 05, 2019 10:05 AM
ソフトバンクのSVF第二弾、投資家獲得に難航か
ソフトバンク傘下のソフトバンク・ヴィジョン・ファンド(SVF)は、SVFの成功を再現すべく、その第二弾を立ち上げようとしているが、ベンチャー・キャピタル(VC)投資資金を集めるのに苦労しているもよう。
同社は、SVFを2017年に立ち上げ、数々の技術系新興企業に世界規模で投資してきた。SVFは1000億ドル規模を誇り、新興企業を中心に投資するVC基金としては世界最大だ。
ビジネス・インサイダー誌によると、同社は、第二のSVFを立ち上げるために同等規模の投資を募っているが、資金運用と意思決定過程の不透明性を理由に、最初のSVFに投資した投資家たちから疑念と不満の声が上がっているため、多くの投資家が第二弾への投資に躊躇している。
投資に興味を持つ一部の投資家らは、SVFが「孫正義という一人の洞察に賭けている」という印象を抱いている、とウォール・ストリート・ジャーナルが報じたばかり。
ソフトバンクの広報担当は、資金集めに苦労しているという報道に反論し、「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記事は誤解を与えるだけでなく不正確でもある」「われわれは資金集めに関しコメントしない」と話している。
【https://www.businessinsider.com/softbank-second-vision-fund-struggling-to-find-investors-report-2019-6】