Thursday, June 27, 2019 9:44 AM
オラクル、各種機能を自動化したデータベースを発表
オラクル(Oracle)は26日、同社のパブリック・クラウド内で利用できるプライベート・データベース・サービスのオートノマス・データベース・デディケイティッド(Autonomous Database Dedicated)を発表した。
ベンチャービート誌によると、同サービスは、高いセキュリティーを実現し運用要件を満たしながらクラウド・データベース管理サービス群を顧客会社が活用できるようにすることをねらったものだ。
新サービスの特徴は、ハードウェア・プロヴィジョニングや各種の設定、セキュリティー、ソフトウェア実装といったデータベース基幹設備に関する課題や要件を自動的に処理する点だ。
同社は、その自動化機能を可能にするために、たとえば、データセンター内でのハードウェアの機能不全の予想や、運用パターンを認識することによるデータベース管理の最適化を機械学習によって効率化かつ簡便化した。
「規制上の理由から、われわれの顧客会社の多くは専用のデータベース基幹設備を使う必要がある」と話す同社のデータベース製品部長マリア・コルガン氏は、同社のパブリック・クラウド内に設置されたプライベートの専用データベース機能を人工知能によって自動化することで、顧客会社のニーズに、より対応できる、と説明した。
【https://venturebeat.com/2019/06/26/oracle-launches-autonomous-database-dedicated-for-enterprise-customers/】