Thursday, August 01, 2019 9:57 AM
アマゾンとサーナー、機械学習で提携
EHR(electronic health record)ソフトウェア大手のサーナー(Cerner)は、アマゾン(Amazon)と提携し、医療記録の管理に機械学習を使うことでサーナーの顧客に利便性をもたらす方針だ。
ヘルスケア・ダイヴ誌によると、両社は、アマゾン傘下のクラウド電算サービス最大手アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)と、サーナーの医療および健康記録システムを連携させ、診療や健康の記録およびデータをサーナーの顧客に迅速に提供できるようにし、患者が最新のデータに簡単にアクセスできるようにする計画だ。
両社の提携は、医療分野における先進技術の応用加速に対応して競争力を強化したサーナーと、医療分野の人工知能およびクラウド電算市場で存在感を高めたいアマゾンの思惑が合致したことで成立した。
サーナーはこれまで、アマゾンの機械学習ソリューションズ・ラブ(Machine Learning Solutions Lab)と協業し、サーナーの顧客向けの新たな人工知能機能の開発に取り組んできた。
サーナーは、クラウド基盤のデータ研究プラットフォーム「ヘルスザデータラブ(HealtheDataLab)」をAWS上でホストしており、サーナーの顧客である医療研究者や病院による患者データの解析を支援している。
【https://www.healthcaredive.com/news/amazon-cerner-team-up-on-ai-machine-learning/559847/】