Wednesday, August 28, 2019 10:09 AM

トヨタとスズキ、資本提携

 トヨタとスズキは、自動運転分野を含めた新たなフィールドでの協力を進めていくため資本提携した。

 トヨタは、スズキの普通株式4.94%、総額960億円を取得する。スズキは、市場買付により480億円相当のトヨタ株式を取得する。

 両社は、2016年10月12日に業務提携に向けた検討を開始、19年3月20日、トヨタの電動化技術とスズキの小型車技術を持ち寄り、商品補完に加え、共同開発や生産領域での協業等に取り組むことを公表していた。今回の資本提携で、マツダやSUBARUに続き、新たな出資先としてスズキを加え、トヨタグループの拡大に拍車がかかった。

 自動車産業は、環境規制強化に加え、異業種からの新規参入、モビリティビジネスの多様化など、大きな変革期を迎えている。

 この変革期に挑むべく、自動運転分野を含めた新たなフィールドでの協力を進めていくため、両社の長期的な提携関係の構築・推進を目指す