Wednesday, August 28, 2019 10:09 AM
オープンスペイス、スマート・ヘルメットを開発中
オープンスペイス(OpenSpace)は、建設現場の作業員向けヘルメットに、グーグル・マップス(Google Maps)のストリート・ヴュー(Street View)のような機能を組み込むことで現場作業の効率化や安全化を図るソリューションを開発中だ。
ZDネット誌によると、複数カメラとソフトウェアをヘルメットに搭載した身体装着端末の開発に注力するオープンスペイスは26日、シリーズAの資金調達で総額1400万ドルを集めた。同ソリューションが世界の建設現場に普及すれば、500億ドル以上の市場に成長する可能性がある。
「事務労働者らは、さまざまの仕事をデジタル化して何十年も前から業務を効率化しているが、同様の効率化は建設現場ではいまだ実現していない」とオープンスペイスの共同創設者ジーヴァン・カラーニシ氏は指摘する。
「建設業界における視覚データの創造や保存、検索、地域化、索引化といったデジタル機能はこれまで不可能だった」が、高性能の小型カメラやソフトウェア、クラウド電算、チップ、無線接続といった各種の技術革新によって可能になった、と同氏は話した。
【https://www.zdnet.com/article/big-raise-for-ai-powered-construction-tech-bringing-street-view-to-builders/】