Thursday, August 29, 2019 10:15 AM
アイフォーンとギャラクシーから基準以上の放射線
連邦通信委員会(Federal Communications Commission=FCC)は、アップル(Apple)やサムスン(Samsung)の一部のスマートフォンがFCC基準を超える放射線を出している可能性について調査している。
ビジネス・インサイダー誌によると、FCCは、放射線試験研究所のRFエクスポージャー・ラブ(RF Exposure Lab、カリフォルニア拠点)の協力を得て調べたところ、アイフォーン7とアイフォーン8、サムスン・ギャラクシーS9、ギャラクシーJ3がFCC基準を超える放射線を出しているという結果を得た、とシカゴ・トリビューン紙が報じた。
スマートフォンに関する放射線試験は、人体から2mm離した使用状態を模倣して実施された。
FCCは、世界的に普及しているおもなスマートフォンのうち11機種について試験したもよう。
スマートフォンから出る放射線と健康被害の因果関係は解明されていない。専門家の一部には、生まれたときからスマートフォンに接してきた若い世代や子どもは、おとなより多くの放射線を幼少期から浴びるため、何らかの悪影響を受ける可能性を払拭できない、という見方もある。
【https://www.businessinsider.com/apple-samsung-phones-fcc-investigation-excess-radiation-report-2019-8】