Tuesday, September 24, 2019 10:16 AM

NEC、アンブリとの共同開発に合意

 NECエネルギー・ソリューションズとアンブリ(Ambri)は23日、共同開発合意(joint development agreement=JDA)に署名し、NECエネルギー・ソリューションズがアンブリの液体金属電池技術を使って蓄エネルギー・システムを開発する計画を明らかにした。

 ヴァルドスタ・デイリー・タイムズによると、ともにマサチューセッツ州を拠点する両社の合意では、NECエネルギー・ソリューションズが独自の蓄電OS(operating system)「エアロス(AEROS)」を使い、アンブリの技術を基盤とする蓄エネルギー・システムの性能を制御および最適化してNECエネルギー・ソリューションズの顧客会社らに提供する。それらの顧客には、電力会社や独立系発電会社(independent power producers=IPP)が含まれる。

 アンブリは提携のもと、自社の電池セルをNECエネルギー・ソリューションズに2019年第4四半期に供給開始する。また、JDAには、NECエネルギー・ソリューションズが、少なくとも200MWhの電池セルをアンブリから買うことが規定されている。

https://www.valdostadailytimes.com/news/business/nec-to-develop-energy-storage-systems-with-cells-from-ambri/article_4e945697-1f8e-56af-b48b-f7a9d7862959.html