Thursday, October 24, 2019 10:12 AM
インテル、ソフトバンク傘下の投資会社を提訴
チップ製造最大手のインテル(Intel)は23日、ソフトバンクが2017年に33億ドルで買収した投資会社フォートレス・インベストメント・グループ(Fortress Investment Group、サンタ・クララ拠点)が独占禁止法に違反していると主張し、カリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴した。
ロイター通信によると、フォートレスはこれまでに1000件以上の技術特許を買い集め、インテルが2011年以降に製造したほぼすべてのプロセッサーがフォートレスと同社傘下のチップ・メーカーらによる特許侵害訴訟の標的となり、健全な競争を阻害している、とインテルは訴えている。当該特許群は、フォートレスと同社傘下のチップ・メーカーらがNXPセミコンダクターズから買い取ったものだ。
インテルは、「フォートレスとその傘下企業群による特許包囲網という反競争的な行為を終わらせるために提訴した」と声明を発表した。
フォートレスのゴードン・ランテ上席部長はそれに対し、「無益な訴訟」と一蹴した。
ソフトバンクは取材に応じなかった。
【https://www.reuters.com/article/us-intel-softbank/intel-files-antitrust-case-against-softbank-backed-firm-over-patent-practices-idUSKBN1X12FR】