Thursday, November 07, 2019 9:30 AM
UPSとCVS、処方薬をドローンで初めて配達
物流サービス大手UPSは、ドラッグ・ストアー・チェーン大手CVSファーマシーと提携し、新たに導入した最新型の商用ドローン(無人航空機)を使って処方薬を顧客宅の玄関前に配達する計画だ。
テッククランチ誌によると、両社の提携は5日に明らかになったが、UPSは最初の配達を1日にすでに実施した。配達に使われたのは、UPSがマターネット(Matternet)と共同開発したM2というドローン・システム。
マターネットは、カリフォルニア州メンロー・パークで2011年に起業されたロボティクス開発会社で、物流向けソリューションと商用ドローンを専門とする。
UPSは、商用ドローン群を配達に使う認可を連邦航空局(Federal Aviation Administration=FAA)から10月初めに取得している。
UPSはそれを受けて、UPSフライト・フォーワード(Flight Forward)という自律飛行ドローン配達サービス専門班を立ち上げ、CVSとの提携のもと、自律飛行ドローンを使った処方薬配達サービスを本格化させる。
CVSの顧客らはそれによって、処方箋を電子的にCVSに提示してクレジット・カード決済するだけで、薬が玄関先に空輸されるサービスを利用できるようになる。
【https://techcrunch.com/2019/11/05/ups-and-cvs-deliver-prescription-medicine-via-drone-to-u-s-residential-customers-for-the-first-time/】