Friday, December 13, 2019 9:15 AM
J・B・ハントとJDA、技術プラットフォームを統合
供給網管理ソフトウェア大手のJDAソフトウェア(JDA Software)と運輸サービス大手のJ・B・ハント(J.B. Hunt)は先日、両社のプラットフォームを統合することで合意した。
PRニューズワイヤーによると、両社は合意にもとづき、JDAの「供給網管理プラットフォーム(Supply Chain Management Platform)」をJ・B・ハントの「360°」に統合する。J・B・ハントの輸送サービスの顧客に対し、利用可能の輸送容量と価格を明示できるようにすることがその目的だ。両社の技術プラットフォームのAPI(application programming interface)を組み合わせることで、刻々と変化する輸送料金をJDAの「トランスポーテーション・マネジメント(Transportation Management)」から閲覧および確認できるようにする。
JDAのSCM(Supply Chain Management)プラットフォームは、人工知能技術を活用してリアルタイムの意思決定を支援する。その情報は、トランスポーテーション・マネジメントを介して輸送会社らに提供される。かたや360°は、利用可能の輸送容量と価格を提示することで、顧客の業務を効率化しコスト削減を支援する。
「顧客は業務効率化の方法を求めている。両社のプラットフォームを統合することで、利用客の意思決定に必要な情報を簡単かつ明解に提供できる」と、J・B・ハントの高速道路サービス担当上席副社長シェリー・シンプソン氏は話した。
J・B・ハントの顧客の多くは、JDAのトランスポーテーション・マネジメントをすでに使っている。トランスポーテーション・マネジメントの利用会社は今後、J・B・ハントの360°で管理されるオンラインいちばにアクセスし、輸送容量をスポット購入で確保できるようになる。料金は、両方のプラットフォームで管理される統計データをもとに算出される。
【https://www.businesswire.com/news/home/20191209005511/en/J.B.-Hunt-JDA-Integrate-Technology-Platforms-Provide】