Thursday, January 09, 2020 9:10 AM
サーコス・ロボティクス、デルタ航空と提携
デルタ航空(Delta Air Lines)とサーコス・ロボティクス(Sarcos Robotics)は7日、作業員らの作業力を拡張しながら安全性を高めるために設計された新型の高性能外骨格の試作品をCESで披露した。
外骨格開発大手の新興企業サーコスは、サーコス・ガーディアン(Sarcos Guardian)XOという全身外骨格製品をすでに開発している。同製品は、強力な電池を電源とし、作業員の力を増幅すると同時にけがを防止する。同ロボティック・スーツは、最大200ポンドまでの荷物の持ち運びを8時間繰り返せるようにする。利用者(作業者)は、けがや身体故障、疲れを心配せずに力仕事を継続的に実行できる。
ビジネス・ワイヤーによると、デルタ航空は、空港での荷物や貨物のとりあつかいにガーディアンを採用することで、作業員らのけがや故障を防ぎながら、荷物の処理量を大幅に増やしたい考えだ、とデルタの空港顧客サービス&貨物担当上席副社長ギャレス・ジョイス氏は話した。
デルタは、サーコスと直接協業する最初の大企業だ。デルタの空港顧客サービス&貨物担当者らは、2019年11月にサーコス本社(ユタ州ソルト・レイク・シティー)を訪問し、ガーディアンを空港貨物作業に使う可能性を協議していた。
【https://www.businesswire.com/news/home/20200107005280/en/4688977/Sarcos-Robotics-Partners-Delta-Air-Lines-Bring】