Monday, July 13, 2020 9:40 AM

クアルコム、インドの5G市場に賭ける

 無線通信に関する半導体やソフトウェア、知的財産の大手クアルコム(Qualcomm、サンディエゴ拠点)は12日、創業4年のリライアンス・ジオ・プラットフォームス(Reliance Jio Platforms、インド拠点)に9700万ドルを投資すると発表した。

 過去12週間だけで総額157億ドル以上の投資を集めたリライアンスは、無線通信や高速モバイル接続、娯楽アプリケーション、ソーシャル・メディアの分野で急成長中だ。

 テッククランチ誌によると、クアルコムは、今回の大型投資によってリライアンスの株式の0.15%を取得し、リライアンスとの協業のもと、インドでの5G通信網整備を推進して、包括的なモバイル通信関連事業を強化する。

 リライアンス・ジオ・プラットフォームスは、2010年創業のリライアンス・インダストリーズの子会社。

 リライアンス・ジオ・プラットフォームスは、バーティ・エアテル(Bharti Airtel)やヴォーダフォン・アイディア(Vodafone Idea)とインド市場で競争している。リライアンス・ジオ・プラットフォームスは、低価格サービスによって市場競争を劇的にゆさぶる存在となり、これまでに4億人近い利用者を獲得し、インドの携帯電話サービス市場で最大手にのし上がった。

https://techcrunch.com/2020/07/12/qualcomm-to-invest-97-million-in-indias-reliance-jio-platforms/