Thursday, July 16, 2020 10:05 AM
ズーム、家庭向け動画対話専用機器を市場投入へ
新型コロナウイルス・パンデミックによって動画対話手段の実質的標準と化したズーム(Zoom)は15日、オール・イン・ワンの動画対話専用機器を市場投入する計画を発表した。
ズームは、利用者がパソコンやタブレット、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードして、会議番号や認証番号を入力することで動画対話を可能にするソフトウェアおよびサービスで台頭した。
テッククランチ誌によると、ズーム・フォー・ホームDTENミー(Zoom for Home – DTEN ME)と名付けられた同機器は、DTENとの協業によって開発され、単体で稼働する27インチ型スクリーンとソフトウェアで構成される。
同スクリーンは、三つの高精細広角カメラと8つのマイクロフォンを内蔵し、指触操作インターフェイスが採用された。
ズーム・ルームスのジェフ・スミス責任者は、専用端末のさらなる開発や機能拡充に向けて、ニート・バー(Neat Bar)やポリー・ステューディオ・エックス・シリーズ(Poly Studio X Series)らと協業する計画も進めていることを明らかにした。
ズーム・フォー・ホームDTENミーの米国内小売価格は599ドルで、8月に出荷開始される予定だ。
【https://techcrunch.com/2020/07/15/zoom-introduces-all-in-one-home-communications-appliance-for-599/】