Tuesday, September 08, 2020 10:36 AM

フィンテック新興企業レヴォルート、日本でのサービスを開始

 ロンドン拠点のフィンテック新興企業レヴォルート(Revolut)は、日本市場でのサービスを開始した。

 同社は、日本での事業許可を金融庁から2018年に取得し、1万人の利用者による試験サービスを実施してきた。

 テッククランチ誌によると、利用者がレヴォルートのアプリケーションを使ってアカウントを開設すると、利用者は電子財布とビザのデビット・カードを与えられ、それを使ってほかの利用者や銀行口座に簡単に送金できるようになる。

 利用者はまた、レヴォルートのアプリケーションによってほかの通貨での越境送金や換金もできる。同社の換金手数料は競合サービスより安い。さらに、同アプリケーション内に自身の金庫を設置することもできる。

 レヴォルートの日本版では、英国版および欧州版と異なり、利用者は暗号通貨や株式、保険商品を買うことはできない。日本の規制が邪魔しているためだ。

 レヴォルートは現在、欧州外では米国とシンガポール、オーストリアで利用可能で、世界で約1300万人の利用者を持つ。

https://techcrunch.com/2020/09/07/revolut-launches-its-financial-app-in-japan/