Monday, June 27, 2016 5:45 PM
英離脱の日本経済への影響 英国ショック、広がる不安
英国の欧州連合(EU)離脱問題が世界市場に波及した「英国ショック」は、日本企業や国内の投資家にも不安を広げた。前週末に大荒れとなった東京市場はやや落ち着きを取り戻したが、円相場は依然高止まりしている。1ドル=100円程度の円高が続けば国内製造業の経常利益の減益幅は2兆円を超えるとの試算もあり、経済界では政府、日銀に対策を迫る声が強まった。
「30席ほどの待ち合いスペースが終日埋まっている。こんなことは珍しい」。宝飾品大手、田中貴金属グループの担当者はつぶやいた。東京・銀座の旗艦店には27日の開店直後から金地金を買い求める客が詰めかけた。
英国民投票で離脱派勝利が確定した24日は金の相場が急上昇し、田中貴金属の販売量も前日より約3割増えた。金は株式などと比べ価格が安定しているため「有事の金」と呼ばれ、混乱時には投資家の避難場所になりやすい。同社のコールセンターには「分散投資のため新規購入を考えている」といった相談が増えているという。(共同)
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