Wednesday, November 18, 2020 10:05 AM

アップル、アップ・ストアーの手数料を15%に半減へ

 アップル(Apple)は11月18日、iOS用アプリケーション流通プラットフォーム「アップ・ストアー(App Store)」で販売する小規模開発業者を対象に、手数料を現行の30%から15%に引き下げることを明らかにした。

 CNBCによると、その対象となるのは、アップ・ストアーでの売り上げが年間100万ドル未満の開発業者。

 同社は、アップ・ストアーで流通するアプリケーションの販売額と消費者によるイン・アップ(アプリケーション内)支出(当該アプリケーション開発者の売り上げ)額に対し30%の手数料を課している。

 同社のアップ・ストアー事業はこの1年ほど、一部のアプリケーション業者らから手数料が高すぎると攻撃され、また、その商慣行が不当競争にあたると一部の議員から批判されている。

 アップルは、アップ・ストアー・スモール・ビジネス・プログラムを立ち上げて小規模開発業者らを支援する姿勢を示すことで、そういった批判や圧力を弱めようと考えているとみられる。同プログラムは2021年1月から実施される。

https://www.cnbc.com/2020/11/18/apple-will-cut-app-store-fees-by-half-to-15percent-for-small-developers.html