Thursday, March 25, 2021 11:01 AM
プラテーンとSAP、製造業向けIIoTで提携
製造業向けの産業用モノのインターネット(IIoT=Industrial Internet of Things)技術を開発するプラテーン(Plataine)とSAPは3月22日、プラテーンのクラウド基盤ソフトウェアをSAP製品に統合することで提携したことを明らかにした。
PRウェブによると、同提携のもと、プラテーンのIIoTソフトウェアはSAPマニュファクチャリング・エクセキューション(SAP Manufacturing Execution)に統合され、また、プラテーンのIIoT&AIベースド・ソフトウェア・フォー・デジタル・マニュファクチャリング(IIoT & AI-based Software for Digital Manufacturing)がSAPストアー(SAP Store)から入手できるようになる。
SAPストアーは最近、SAPアップ・センター(SAP App Center)と統合されており、SAPと提携各社の製品を提供する統一いちば(マーケットプレイス)となった。
「当社のソフトウェア・フォー・デジタル・マニュファクチャリングとSAPのマニュファクチャリング・エクセキューションを統合することで、製造前の計画段階から最終完成品にいたるすべての業務を管理できるソリューションとなる」と、プラテーンの販促&製品戦略責任者アミール・ベン・アサ氏は話している。
IIoT&AIベースド・ソフトウェア・フォー・デジタル・マニュファクチャリングは、機械学習を活用することでおもな製造過程(仕事の流れ)を自動化する。同ソフトウェアには、材料と設備機器の最適化、過程最適化、遡及追跡と品質管理の機能も含まれる。
また、プラテーンの製品は仮想執事(デジタル・アシスタント、ヴァーチャル・アシスタント)の役割りを果たし、生産現場の従業員に通知や推薦を提示して、最適の意思決定をリアルタイムで下せるよう支援する。
プラテーンは、SAPのパートナーエッジ(PartnerEdge)プログラムに参加しているため、SAPの技術プラットフォーム上に独自のソフトウェアを構築して販売できる。
https://www.prweb.com/releases/plataine_partners_with_sap_to_integrate_iiot_and_ai_based_software_for_digital_manufacturing_as_part_of_its_offering/prweb17812335.htm