Tuesday, May 04, 2021 11:20 AM

イーベイ、暗号通貨での決済受け付けを検討

 オンライン競売サービス最大手イーベイ(eBay)は5月3日、決済手段として暗号通貨を受け付け、さらに、非代替トークン(non-fungible tokens=NFTs)を自社の競売プラットフォームであつかう可能性を検討していることを明らかにした。

 NFTとは、デジタル・プラットフォームでつくられる文化的現象や作品の所有権と真正性をブロックチェーン技術によって裏付けた創造物およびその形態。

 ロイター通信によると、仮想通貨を支払い手段として受け入れる事業数は増加中で、おもな金融機関らが2〜3年前には完全拒否していたころと比べると、暗号通貨は近い将来に主流化すると思えるほど勢力を強めつつある。

 テスラは、同社の電気自動車の代金をビットコインですでに受け付けており、ペイパルは2020年末に、利用者たちが暗号通貨の売買や保管をできるようにした。

 CNBCの取材に応じたイーベイのジェイミー・イアノーニCEOは、仮想通貨での決済を受け付けることについて一つの選択肢として検討している、と話した。同氏はまた、「イーベイ上でNFTをどのようにあつかえるようにするか機会を模索中だ」と述べた。

https://www.reuters.com/technology/ebay-ceo-says-looking-cryptocurrency-payment-option-cnbc-2021-05-03/